皆さんは、犬にまつわるおもしろ話をご存知ですか?
ここでは、犬の雑学として、二つほどご紹介したいと思います。
【犬は味オンチ?】
犬に食べ物をあげた時、あっという間に飲み込んでしまいますね。
うちの犬もそうですが、「おまえはいやしいね〜」などと
よく言っていました。
そこで気になるのは、「犬は味オンチなのか?」ということです。
明らかに味わって食べているようには見えません。
人間は噛むことによって食物を砕き、同時に唾液を多く分泌させて、
食物を混ぜ、胃液同様に消化を助ける役割があります。
犬も唾液を分泌しますが、それは食物を胃に流し込むのに、
滑りやすくするためなのです。
その代わり、胃は消化力の強い胃液がたっぷりあるので、
肉でも、骨でも、きれいに消化します。
これは野性の頃からの習性です。
犬は群れで狩りをして、獲物を倒したら、大急ぎで
食べなければなりません。
他の猛獣が獲物を横取りすることもあるからです。
ですから、当然味オンチです。
味を知るのは、口の中の味蕾(みらい)と言う細胞ですが、
犬はこれがあまり発達していません。
犬にとっての口は、食べること以外にも、物を運んだり、
時には武器にもなるのです。
味に敏感だったら、そういう仕事の邪魔になりますものね!
【カメ犬って?】
「ポチ」と言うのは日本では定番の犬の名前ですが、
実は、これは戦後に洋犬系統の雑種につけられていた
名前なのです。
西洋人が連れてきた犬は、耳が垂れ、毛の色は
白地に斑(ブチ)があって、足先などにはポチポチと
小さい斑(まだら)があったのです。
これは、ポインター、セッター、ダルメシアンなどですが、
当時これらの犬が日本に来て、日本犬と雑種になり、
この名前が流行ったのだそうです。
明治から昭和の初期まで、東京や横浜では、こういう種類の
犬を見ると、「カメ犬」という人がいました。
ポインターやセッターなどの猟犬種です。
ヨーロッパ各国から輸入された猟犬は、上流階級の
お屋敷で飼われていました。
これらの人達は、日本の外交や貿易の重要な役割を
持っていたのです。
ではなぜ、庶民は猟犬のことを「カメ犬」と呼ぶのでしょう。
それは西洋人が犬を「カメ!」と呼ぶのを見ていたからです。
もうお分かりですね!
西洋人は「Come!」と呼んでいたのです。
日本人には「カメ」に聞こえたのですね!
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